脳の二次記憶

意図的に写真をバックアップしているのかと思ったがなんでもバックアップするとは脳の二次記憶を形成する行為だ。

筆者は現在、1週間ほどEverNoteを試しているところで、家の周辺のもの、歯医者で読んだ新聞雑誌の記事、受け取った名刺など、さまざまなものを写真に撮っては電子メールでEverNoteに送信し、自分のノートブックに追加している。

画像認識ソフトウェアのおかげで、これまで取り込んだものはすべて完全に検索可能で、オンラインでもオフラインでもアクセスできる。その辺は『del.icio.us』に少し似ているが、EverNoteはウェブだけでなく現実世界までカタログ化できるところが違う。

人間の視線をトレースし動画を撮影、そのまま文字認識つまり検索の為のキーを付与すると記録されていないのはそのときの感情だけ…
ま、まさか感情も記憶を励起するためのインデックス?
まあこれはいいとして。

個人の行動が全てダンプされている状況…それらをマージすると…たんなる乱雑な情報かな。なんか生まれそうな気がしたんだが。

でも、人間の脳よりも多い記憶容量はもうあるだろうし、人間(の思考)をバックアップも夢じゃなくなってきたなぁ。
コンピュータがその人間の大事な記憶を全てもっている。

カーテンの向こう側だと違いがわからない世界。

…ってそれはチューリングテスト(笑