専門家も実は小出しなんじゃないだろうか。
ホッテントリみててid:ochame-coolさんのコメントがちょっと気になった。
(はてブで書こうとしたがdisってるのと勘違いされるおそれがあるのでこっちで)
# 2008年04月21日 ochame-cool ochame-cool a. ★☆☆, b. へぇ, c. 経営, t. 価値のダンピング 専門家の知の結晶が無償公開されるなんて、恐ろしい世界だよね。一般人は存在すら許されないかもしれない。Comments
知は共有されてこそ意味(もしくは意義)があるけど、局在してるから価値がある。
専門家も記述時に全部思い出せなかったり書ききれなかったり。
そして媒体も詠み手が探せなかったり読みきれなかったり。
はるかな未来、既知の全ての情報がネット上にあるかもしれないが人間はそれを探せる訳では無いんじゃないかな。
検索と閲覧の為の時間的な制約があったりするだろうし。
過去でも本という媒体にはほとんどの情報があっただろうし、お金さえ許せば全ての情報(=本)を保持することができた。探すのにコストがかかるけど…
(あえてコンピュータといわず)ネット無い世界では、探すコストと自分が記憶するコストを比較すると探すコストの方が上だった。
ネットに情報が増えつつある今では、記憶するコストより探すコストの方が下だもんな。web系のプログラマたちが大量にコピペしながらプログラムしている姿が目に浮かぶ。
もしかするとネットの無い世界では専門家はデータベースとして存在していたのかもしれないな。料金を払うことでデータを引き出す。出版も大変だったし。
うまくいえないんだが、一般の人達が知っていることをネットに書き記す。
そしてそれがネット上で常識(?)を形成する。
さらに進化した内容が普通の感覚(=難しいこととおもわずに)で書き込まれる。
そしてそれがネット上で常識を形成する。
そういう意味ではみんなが専門家になるんじゃないだろうか。
これを「知の高速道路」と呼んでいる人もいるが、やる気さえあれば知識が手に入る。
やる気がなかったら知らないのと同じ。
ちょっとした未来、はたして膨大に蓄積された専門知識を読む気になれるか?
- 読もうと思う衝動
- 実際に読む
- その上を考える
この三段階を達成した人は「専門家」と十分呼べるんじゃないかなぁ。
あ、まさか、はてブの「一般人は存在すら許されない」ってそういう意味かなぁ
でも人ってなんらかの衝動を持っている訳だから、食えるか食えないかを別にしてなんらかの専門家に(ネットを利用して)なるんじゃないかな(笑 ってことで落としておこう。
一般って広く認められている知識だとすると今我々の思う一般人の概念は消えちゃうとか(笑
でも「ググレカス」が存在している限りそんな世界はこないか…