ERP

リアルタイムのマネジメント機能強化

 基幹業務の統合が達成されると、関連した業務とデータが一元的に管理できるため、経営トップから一般社員に至るまでリアルタイムに経営状況や業務内容を把握できるようになる。スピード経営が要求される時代にあっては、各種の経営判断や意思決定をタイムリーに行うためには必須のツールといえる。

 さらに、ある業務における意思決定がほかの業務に与える影響の内容・大きさを事前にシミュレートすることが可能となる。また、逆に集計されたデータ、例えば財務上何らかの問題を発見した場合、それをドリルダウン(さかのぼって)してどの業務に問題があるかといった原因追及を素早く行うといったことにも利用できる。

企業内における業務の統合化

 部門別システムは部門ごとに業務遂行を独立して行うことが前提となっているが、これは結果として、全社レベルではビジネスプロセスを分断し、部門間を横断して業務を一貫して連携することをさまたげる面があった。

 基幹システムの統合は、各部門や各拠点間のビジネスプロセスの統合を推進するものであり、業務の円滑な推進と情報の有効活用を可能とする。

 ERP導入をBPRの推進としてとらえる場合はこの意味であり、システム導入以上に業務プロセスの改善や再設計など重要となる。

グローバル対応

 多言語・多通貨などの多国籍環境でのシステム構築と運用ができ、企業の海外進出や世界規模でのビジネスの拡大に対応できる。さらに、世界各国の会計基準や法制度への適応も可能となる。

なあんだ、我々の目指しているDDDと大してかわらねえな。
まあ、作るには業務を密接に知っている必要があるけど。
パッケージにして売るのはほぼ不可能だな。
また言葉だけが独り歩きしてると見た。

http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/erp.html