ネイティブで動くfirefox

ここ2、3日、ネイティブで動くFirefoxは無いものかと探していたのだが、見付けたのは

OS不要論は利用者の間では普通になっている。
現実にOSが優秀だからPCを購入するわけではなく、ネットにつながるから購入するのだ。

これぐらい。
おそらく、インターフェイスとしてのfirefoxが完成した後にOS不要のものが開発されるのだろう。
このときはじめて全ての入出力を担当するXサーバつまりX端末が発現するものと思われる。
常々、Xプロトコルは音声、動画を包含していなくて不満に思っていたのだが、ブラウザ専用端末というかブラウザのみが直接起動するマシンの出現は待ち遠しい。
Xプロトコルは、XML(含html)、CSSjavascriptに昇華されるのか。
まてよ、よく考えると、音声と動画はflashとか使わないとまだ無理か。プラグインを肯定するとOSの存在を肯定してしまうもんな。

xmlのデータセクション(RFC 2397 - The "data" URL scheme)によってマルチメディアデータ(古いなこの言い回し)をブラウザサイドまで持ってこれるけど、動画、音声の再生機能がブラウザに無いのか。
ああ、動画と音声を作ることもできないか。

クライアントもといインターフェイスサーバと呼ぶべきか、インターフェイスサーバからファイルシステムを削除するためには、デジカメ、マイク等の入力デバイスとブラウザのformを直接つなぐ仕組みが必要なんだな。
まだまだとおい。

それ以前にgeckoに音声と動画を再生する(レンダリングする?)機能を付加するプロジェクトがあるかどうか調べてみなければ。

下手をするとまたX端末と同じ道をブラウザはたどりはじめたのかもしれない。

その後。

VoiceXMLとは,WWWのコンテンツやサービスの利用を可能にするXMLベースの記述言語。コンテンツを音声対応ブラウザを介してユーザーの電話機に伝えるためのレイアウトや構造を定義する。

んー、こりゃ読み上げ用の規格か、バイナリーデータをXML中に包含するのはそもそも趣旨に反するんだろうけど。すでに画像によって崩壊しているんだし、やってしまっていいような気がするなあ。

<img src="画像"> <song src=... > 

imgタグの方はそのまま動画のメディアタイプに拡張すればいいはずで、songの方もimgに包含させてしまうって手もある。ブラウザがメディアタイプを直接判断すればいいだけか。

あ、そうか。dataスキーマ中にそのまま表現できるのか。これで解決(何が?

data:text/html,%3Cp%3E%3Cb%3EHello%3C/b%3E%20world%3C/p%3E

.midi .mp3 .mpegなりを最終的にpluginを使わずにブラウザ側で処理できればOKだな。
まあ、大丈夫か、実際.gif .jpegなりはプラグインを用いずにレンダリングエンジン側に吸収されているのだし、楽観するとしよう。

こうしてOSは単なるアプリケーションランチャーになり下がっていく。
うぅ、EOシステムとか思い出しちゃった(歳がばれるな)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%82%B6

携帯電話ではjavaでブラウザ書いて、プラグインjavaでできているならば既にOSは無いとも言えるな。
(ほんとはあるんだけど…)

ローカルにファイルを保持する…実に難しい課題だ。